井上由美子さんキャンペーン 鈴木楽器本店(町田市)
本日、12時から鈴木楽器本店(町田市)で「歌とサイン即売
会キャンぺーン」行われた。 由美子ファンの方々をはじめ
たくさんのお客さん。 藤田まさと記念新作歌謡作品コンク
ール最優秀作品 「名も無い道」の新曲キャンペーンである。
歌もさることながら話術も楽しみなお客さん。
舞台などとは違い、本当に1メーターとか近い距離で由美子
ちゃんを見にきたお客さんもいたことでしょう。
因みにこの最優秀作品「名も無い道」の作詞者は、小宮正人
氏:《作詞どっとこむ》作詞講座の選任講師。
| 固定リンク


コメント
初めてお便り致します。井上由美子さんが藤田まさと歌謡コンクール作品を歌われること、誠におめでとうございます。私の検索であなたの名前を知り、ブログを開かせて頂きました。実は藤田まさと記念・新作歌謡コンクールを今だかって知りませでした。これも何かの縁と思い、未作曲の過去の作品をここに載せて頂くご無礼を申し上げます。何かの刺激になれば、お役に立てれば幸いです。
…・…・…・…・…・
新宿波止場
誰も来ない 夜の新宿に
ひとり舟を 漕ぎ出す
誰が噂したか あんただって
嘘つき浮気な ネオン鳥と
夢も砕け散る 新宿波止場
酒が仇の 過去を引きずる
馬鹿と呼ばれ 棲んでた
そんな男でも 忘れなくて
今でも待ちながら 蔭で偲べば
涙ふるふる 新宿波止場
何もないの 躯一つだけ
ふたり舟で 乗れない
呼べば故郷は あんたの胸
いっそ抱かれて 死んでみたい
夜に逢いたい 新宿波止場
(1981.6)
………………………………………………………………………………
花街エレジ−
1) 悪い女(おなご)と 指指すけれど
この街どうして 生きりゃいい
男に遊ばされ 泣かずに耐えて
女の青春(はる)を 捨てて務めた
哀しい心を 誰が知るの
(台詞)年老いた母が この前 花街へ杖ついて訪ねてきました。泣いたことのない気丈夫な母が、眼に一杯泪を溜めて「おまえがこんな所にいるのは可哀相だ。裸でわしと帰って暮らそう」と、しきりに言うのでございます。この世間でそう言ってくれるのは、やっぱり母(かあ)さんだけなんですねえ……
2)きつい眼だと 他人はいうが
生まれた時は そうじゃなかった
お金で肌を 汚して生きて
なんで嬉しい はずがあろか
まともに生きたい 時もある
(台詞)いくら平和な世だとかおっしゃいますが、女ひとり生きるってこと……それは辛(つろ)うございます。私には、まだ女の戦(いくさ)が続いております。娘盛りに、この花街にきて、一から世間の裏側を肌に泌みつくほど……ええ、そりゃ……どこの誰だか知らない方とねえ……嘘も、お酒飲むことも覚えました。それも生きるための他愛ないお芝居でございましょう。……いえ、こんなこと申すのも、笑われるかも知れませんが、いつかは貧乏でもいいから、真実(まこと)の人の暮らしを何どか望んだか知れやしれません。……ええ……
3)渡りあるく 姑(こ)もやがて
花街離れて 帰りゃせぬ
踊り上手でも 肴にされて
墓痴(ばか)呼ばりの 芸ぐらしに
なんで未練が あるのやら
(台詞)いろいろな事がありましたが、母は愛(いと)しかったでしょうねえ……心まで染まらない姑もいるのでございます。母が子をおもうように、また子が母をおもう、ふる里のような家を懐かしむ姑が、わたしの他に多くいるもんですねえ……、この花街の世界にも……。
(1982.10)
投稿: 中原眞理夫 | 2013.09.17 18:32